宇野耳鼻咽喉科医院

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中耳炎

中耳炎は、子どもに多い病気です。放置が原因で、慢性化し、難聴を引き起こすこともあります。

 

中耳炎

 

中耳炎とは、鼓膜の奥の空洞になっている中耳という部分に細菌が入りこみ、ここが炎症をすることによって起こる病気です。

 

中耳炎にどうしてなるの?

・中耳の空洞には耳管という細い管が通っていて、この管はのどや鼻の奥の部分につながっています。中耳炎の原因となる鼻やのどに付着した細菌のほとんどがこの耳管を通って中耳に入りこみ中耳炎を起こします。そのため、かぜをひいたときに中耳炎になりやすいのです。 また、プールで鼻に水が入ったときなども中耳炎を起こすことがあります。

 

子どもに中耳炎が多いのはなぜ?

・子どもは大人より耳管が短く、水平に近いため、鼻やのどに付着した細菌が中耳に到達しやすい。
・乳幼児では、感染に対する免疫が弱く、耳管が十分に発達していないため、かぜなどをひきやすく、細菌が侵入しやすい。
・アデノイド(鼻の奥の耳管の入口にあるリンパ組織)が大きく耳管がふさがりやすいため。

 

中耳炎の種類と治療法は?

◆急性中耳炎
かぜが原因で起こることが多く、鼻やのどに付着した細菌が耳管を通って中耳に入りこみ炎症を起こす病気です。

(原因)  
・かぜをひいているときにかかりやすく、鼻やのどに付着した細菌が、耳管から中耳へ入って起こることがほとんどです。 

(症状)   
・耳の痛み、耳閉感、軽度の難聴、発熱など。  
・放置しておくことで鼓膜が破れて起こる耳だれ 。
・小さな子どもの場合、うまく症状を伝えることができないため、「急に泣き出す。」「耳をよく触る。」「不機嫌になる。」などの症状があった場合。

(治療法)
-薬による治療- 
・点耳薬、鎮痛薬、解熱薬の投与(熱や痛みがひどい場合。)  
・症状が重い場合は、抗生物質を服用し、体内の細菌を退治。

-鼓膜の切開-  
・化膿して中耳にうみがたまっている場合は、鼓膜を切開してうみを外に出します。(切った鼓膜は数日でふさがるので心配はいりません。)

※POINT  
1.普段からかぜをひかないよう気をつけましょう。  
2.中耳炎の原因となった副鼻腔炎や咽頭炎を同時に治療することで再発や滲出性中耳炎、難聴への移行を防ぎましょう。(完治するまで治療することが大切です。)

◆滲出性中耳炎
耳が痛くないのに、鼓膜の奥(中耳腔)に液体(滲出液)がたまり、そのために鼓膜の動きが悪くなる病気です。
急性中耳炎から移行することがよくあります。

(原因)  
・かぜや急性中耳炎により、中耳腔に滲出液がたまる。
・耳管の鼻の方の入り口がアデノイドの肥大などでふさがり、中耳の空気の出入りが悪い。
・耳管の働きの低下。  
・急激な気圧の変化によって中耳の気圧の調節ができない。

(症状)
-熱、耳だれ、痛みはほとんどありません-  
・耳の聞こえが悪くなる。  
・耳がふさがれたような感じがしたり、耳鳴りがする。  
・小さな子どもの場合、「呼んでも返事をしない、振り向かない。」「テレビの音を大きくする、近づいて見る。」「聞き返しや聞き間違いが多い。」「大きな声でおしゃべりをする。」「耳によくさわる。」などの症状があった場合は要注意。

(治療法)
-薬による治療-
・マクロライド系抗生物質の投与。

-滲出液の吸引-
・注射針や鼓膜の切開により、たまっている滲出液を出します。
この場合、鼓膜に小さな穴が残りますが、この穴は数日間で閉じてしまいます。

-耳管通気療法-  
・鼓膜切開をして穴が閉じると、中耳腔へ空気が入っていかないために、再び滲出液がたまってくる人がいます。 
そのため、鼓膜切開後、鼻から空気を送り込んで耳の通りを良くすることが大切です。

-チューブの挿入- 
・鼓膜切開した穴がしばらく閉じないように、小さいチューブを鼓膜にはめ、空気の入れ替えを良くします。

-アデノイドの切除-  
・アデノイドが肥大していると、耳管がふさがれ滲性中耳炎や副鼻腔炎、鼻炎をおこしやすくなります。そのために、耳管をふさいでいるアデノイドを手術して取り除きます。
しかし、アデノイドの手術は、滲出性中耳炎に対する根本的な治療ではないので、手術後も、治療を続けることが大切です。

※チューブの挿入・アデノイド切除は、当院では受け付けておりません。 

※POINT  
1.中耳炎を起こしやすくしている鼻やのどの病気を治さなければ、再発を繰り返すことが多いです。  
2.放置しておくと、数年あるいは十数年後には、治療してもなかなか回復しない難聴になったり、慢性中耳炎になることもあるので、早期に発見し、きちんとした治療をすることが大切です。  
3.滲出性中耳炎は、治るまでに時間がかかり再発を繰り返すことが多いです。症状がすぐに良くならない場合でも、医師の指示を守り完全に治るまで根気よく治療を続けることが大切です。

 

普段の生活で注意することは?

・中耳炎はかぜが原因で起こったり悪化したりすることが多いので、日頃から、かぜをひかないように注意しましょう。
・普段から、鼻をかんで鼻の通気性をよくしておきましょう。
・かぜをひいたときは、うがいをし、鼻の細菌が、耳にいかないよう、こまめに鼻をかみましょう。鼻をかむときは、片方ずつ静かにかみましょう。
・プールに入った後はうがいを必ずしましょう。
・耳だれが出たときは、自分で耳の中をいじらず、外に出てきたもののみをふきとり、すぐに医師の診察を受けましょう。
・自分で判断せず、医師の診察を受けながら完全に治るまで治療を続けましょう。
・治ったあとも、定期的に検査を受けることで再発を防ぎましょう。

 

※中耳炎は、子どもに多い病気です。放置が原因で、慢性化し、難聴を引き起こすこともあります。